リリー・ライ

作詞・作曲/二宮岳 編曲/sequence


無情なんだ ただそれだけ

鳥の餌かそれ以下か

風が通る草の上で散っては風に流されて

やがて僕らは殺し合う意味も知らないまま銃を握っていた

誰かの声に振り返る事も忘れただろう

リリー・ライ 最中で忘れた命

行くあてなど知らぬような声

あの時君がくれた押し花みたいに白く

何か大事な物をただ握りしめる事さえも

ただ笑い合う事さえも忘れてしまっただろう

やがて僕達は何も無い顔で偽る事を覚えたの

「幸せだ」と、「僕はこの世に産まれて良かった」と

リリー・ライ 僕等は嘘ついてまで笑ってなきゃいけないものかい?

勝手に喜び、笑っていたい この花のように

あの時君と僕で見つけ真っ白なユリを押し花にしたね

そう 笑っていた 喜んでいた

嘘じゃなかった 嘘じゃなかった

リリー・ライ 最中で消えてく命

せめて涙流していてよ

僕はなんだか悲しくなって立ち止まった

リリー・ライ 何かが突き抜ける音

これでやがて僕も消えていく

「僕は産まれて良かったなあ」って嘘つきながら

リリー・ライ 僕等はただ一つだけ嘘じゃなく笑えた事があるの

「君に出会えて良かったなあ」って 「君と笑えて良かったなあ」って

inserted by FC2 system